揚水設備工事
井戸ごとに最適な揚水設備を提案
井戸は、掘っただけで使えるわけではありません。ほとんどの井戸には、水をくみ上げるポンプなどの揚水設備が必要です。
水中ポンプは、製品によってくみ上げる能力が異なります。加えて井戸も、くみ上げられる水の量や性質などがそれぞれ違います。これらを勘案して、井戸ごとに最適な設備、必要十分な設備を提案、設置することができます。
また、揚水設備の設置には、自治体への届け出が必要です。これらの届け出も、専門スタッフが代行いたします。
水処理設備工事
用途に応じた水処理設備を設置
井戸から揚水した水の用途は、飲料水、工業用水、農業用水、生活用水(雑用水)など、多岐にわたります。そして、用途に応じて必要な水のレベルが異なります。たとえば、飲料水であればろ過してきれいにする浄水装置が必要ですし、工業用水などであれば排水処理の設備が必要になる場合があります。
こうした水処理設備の工事も承っております。適切な設備を設けることで、水は使いやすくなりますし、環境への配慮もできるようになります。
井戸埋設工事
使わなくなった井戸を埋め立てる
井戸というと、水が溜まっているイメージを持たれることが多くあります。しかし実際は、水はスクリーン管を通って井戸の中を流れている場合がほとんどなのです。したがって、使わなくなった井戸が汚染されてしまうと、その汚染の影響がほかの井戸や周辺の地層にまで及んでしまう可能性があります。
何らかの理由で使わなくなった井戸、枯れてしまった井戸は、再び埋め立てて、そのような影響を及ぼさないようにする処置が必要です。こうした埋設工事も承っております。
水源調査
新しい井戸の設計に不可欠
当社には水源に関する資料が膨大にあるため、どのあたりをどのくらい掘れば水が出てくるか、おおよその見当をつけることができます。しかし、実際に井戸を掘る際には、事前の調査が欠かせません。
水源調査では、現場や資料から地形や地質を読み取り、水の出てくる層や取水可能な水の量を調査します。そのうえで、どのような井戸が最適なのか、設計を行います。
また、自治体によっては工事や取水に際して届け出が必要になる場合があります。専門スタッフが対応いたしますので、安心してお使いいただけるようになります。
地質調査
綿密な調査がいい井戸づくりにつながる
井戸はボーリング工事で、機械を使って掘ります。しかし、機械を使うからといって、どこでも簡単に掘れるわけではありません。とても硬い地盤や、ぬかるんでもろい地盤の場合は、特殊な工事が必要なことや、井戸が掘れなくなることもありえます。また、掘れたとしても、出てくる水が利用の水準に達しないことも、ないとはいえません。
地質調査を行うことで、このような状況を事前に把握し、より確実に利用できる井戸を掘ることができるようになります。